デザインという1つのアンサー。

今週は雨の日も多く、社内では窓に近い席にも関わらず雨が大降りなのに
も気づかず、セキュリティを過ぎてから「傘忘れた!!」・・・なんて事の多い週でした。
雨は面倒です。

さて、自分は会社では何をしているのか?　というと色々としています。
メインは従来と同じで、色々な制作物を自分でも作る仕事。
クライアントや営業さん達の意見をまとめて、グラフィック化します。
当然、その会議で納得出来ない部分があったら、自分の別案も作って
ケンカ越し??に主張することもあります。
そして、それらの制作物をクライアントにプレゼンテーションor打ち合わせ。
外注先への制作物の依頼と出来上がったものへのジャッジ。

結構大変なのが、外注先へ振る作業。
自分でラフを起して指示をする場合もあれば、内容だけを伝えて振る場合もあります。
メーカー系が多いのでテイストさえ飲み込んでもらえば・・・・なのですが・・・。

「ありゃりゃ・・・どうしよう・・・」

なんて事もあります。特に若いデザイナーに有りがちな
アプリケーションのフィルタ機能に頼ったデザインだったり、
伝えたい部分が強調されていなくて、関係ない所に力が入っていたり・・・

多分、「何を伝えるためにこの制作物が必要なのか??」まで考えを
及ぼすよりも、「Macの使い方やアプリの機能」のほうに気が行ってしまっていて、

「こういう考えでこれが出来ました」
と言うアンサーではなく
「学校で習ってここまでできました。見てください・・・」
なんて感じ。

小さい事務所に有りがちな、「新人でもすぐにデザインさせる」と言った部分に直面。
たしかに最近の学校は「デザインを教える」というプロセスよりも、とにかく
「Macを覚えさせます」といった部分が多いのも事実。

でも、何度もやり直しさせる訳には行かないので、(時間もお金もかかるし)
取りあえず、それを元に良い方向へもっていってやらないと行けない。
それとも自分の言葉が足りなかったのか??

「つくり物」ではなく、「デザインと言う1つのアンサー」にしなくては・・・・　
「作品」とは「自分なりの解答」が「形」になった物ですからねぇ〜。
ふぅ〜。

でも、いくら外注先とは言えど逆にその部分を今のうちに教えておけば、
任せられるデザイナーへ育ってくれる・・・と望んでおります。

コメント 3

デザインってむずかしい〜〜です。なんにもわからないけど。
イメージを再現するのってすばらしい！
by (2006-05-14 11:57) 

はじめまして♪ご訪問そしてniceをありがとうございました。
写真の中にかわいいウサギさんがいてびっくりしました！
てつやさんがデザインされたのですか？
また他の記事も読ませていただきますね！
by (2006-05-15 23:48) 

>カイト(^^) さん
いろいろと考え方に個人差があるので大変ですよ〜

>hanamizukiさん
>てつやさんがデザインされたのですか？
ウサギは昔の落書き帳のラクガキから誕生したものです。
by てつやさん (2006-05-22 01:06)