Production [Design]
ここ1ヶ月間の間、休めたのはたった1日かも。。。
3月に向けて新商品のラッシュなので、製作アイテムだけでも50種類ほど
同時進行で進めています。
当然1人で回せる訳は無いので、
大半は何社かの外注さんにデザインの製作を依頼しています。
デザイン会社にも得意不得意か有り、
そのデザイン会社の性格を見極めて発注しなくてはなりません。
しかし、たまにクライアントに見せづらい痛い提案もあったりします。
どう修正すれば良くなるのか。。。。10案中10案がそのベクトルすら
見出せないような時もあります。
そんな時は、やり直しの時間も無いので場合によっては自分自身でも
バックアップ案を用意しておかなくてはなりません。
グローバルで扱っている企業のものを製作しているだけに、
そのブランドのトーンにハマる色やレイアウトにするのは
もちろんの事。ネット等で簡単に調べられるので、この部分は大切です。
デザイナーは懸命にデザインの意図を口頭で説明をしてくれますが、
我々の仕事は、口頭で説明しないと理解できないデザインを作っては
意味が無いのです。言葉攻めで納得させようとされても大抵はボツです。
1枚の紙から、出来るだけの情報を取り入れてもらう為の
その現場のストーリーや心理的な部分、目の動きなども
シミュレーションしなくてはなりません。
しかし、それを1から説明してしまうと、外注のデザイナーも受け身にまわってしまい、
お互いの関係も悪くなる。。。説明ヘタなので混乱を避けるためにできる限りは
言葉の数は減らしたいのですが。。。
でも、素材支給や具体案を出さないと理解してもらえない
絵心の無いデザイナーも最近増えたような気がします。
絵が描けるから絵心があると言う訳ではなく、自分が理解したことを
すぐに絵にして共有できる心構えができる事が、物事を動かす原動力に
なる事だと思います。