Shakedown [Diary]
今週末に東京ビックサイトで催された"Japan Golf Fair 2010"へ行って来ました。
早い話が、"日本最大級のゴルフ関連の見本市"と言った具合で、
各メーカーの今シーズンを占うべく新商品等が一望できます。
"さらに飛ぶ!!"とか"さらに進化!!"など、ゴルフ業界も洗剤の様に
"じゅあ10年前はどれだけ飛ばなかったんだ??"。。。と突っ込みたく
なってしまいますが、毎年目まぐるしく変わるゴルフ用品のルールに
メーカーも躍起になって開発をしています。
昨年はヘッドを外して、微妙に打ち出し角が変わるドライバーが
話題になりましたが、今年はフェース(球の当たる表面)が消耗したら交換できる
ウェッジなんていう商品もあります。
とあるブースでは、今年からフル参戦の新人女子プロ選手のトークショーがあり
開始30分前から黒山の人だかりが出来ておりました。
さて、今週から車の慣らし運転を始めました。
現段階で全然走行距離が無かったので、
しばらくは、2000回転以内で時速の上限を90km/hまでの縛り
で運転します。要はエンジンのシリンダーにアタリを付けて
この先の燃費を少しでも良くする為等の作業であったりします。
走行マイレージを増やしながら、徐々に回転数を上げてゆきます。
排気量が上がったものの、車高と車幅に車重が一気に上がったので、
しばらくの間は、出だしの鈍さに我慢しなくてはなりません。
アクセルの踏み込方も研究中なので、何気に右足首が筋肉痛の状態です。。。
Production [Design]
ここ1ヶ月間の間、休めたのはたった1日かも。。。
3月に向けて新商品のラッシュなので、製作アイテムだけでも50種類ほど
同時進行で進めています。
当然1人で回せる訳は無いので、
大半は何社かの外注さんにデザインの製作を依頼しています。
デザイン会社にも得意不得意か有り、
そのデザイン会社の性格を見極めて発注しなくてはなりません。
しかし、たまにクライアントに見せづらい痛い提案もあったりします。
どう修正すれば良くなるのか。。。。10案中10案がそのベクトルすら
見出せないような時もあります。
そんな時は、やり直しの時間も無いので場合によっては自分自身でも
バックアップ案を用意しておかなくてはなりません。
グローバルで扱っている企業のものを製作しているだけに、
そのブランドのトーンにハマる色やレイアウトにするのは
もちろんの事。ネット等で簡単に調べられるので、この部分は大切です。
デザイナーは懸命にデザインの意図を口頭で説明をしてくれますが、
我々の仕事は、口頭で説明しないと理解できないデザインを作っては
意味が無いのです。言葉攻めで納得させようとされても大抵はボツです。
1枚の紙から、出来るだけの情報を取り入れてもらう為の
その現場のストーリーや心理的な部分、目の動きなども
シミュレーションしなくてはなりません。
しかし、それを1から説明してしまうと、外注のデザイナーも受け身にまわってしまい、
お互いの関係も悪くなる。。。説明ヘタなので混乱を避けるためにできる限りは
言葉の数は減らしたいのですが。。。
でも、素材支給や具体案を出さないと理解してもらえない
絵心の無いデザイナーも最近増えたような気がします。
絵が描けるから絵心があると言う訳ではなく、自分が理解したことを
すぐに絵にして共有できる心構えができる事が、物事を動かす原動力に
なる事だと思います。