RangeRover-Sport Driving in Ireland #4, [London UK]
アイルランド3日目は、宿泊地のバリーボーガンより一度南下して
バレン高原へ向かいます。
"Neither water enough to drown a man, nor a tree to hang him, nor soil to bury him."
「この地には、人を吊るす木も無い、溺れさせる水も無い、生き埋めにする土も無い。」
昔、がカトリック教徒を追ってこの地に侵攻したときにオリバー・クロムウエルが
この地を見て嘆いたとされる2億5千万年前の地殻変動で現れた石灰岩が広がる土地です。
ご覧の様にこんな風景が続きます。。。
この先に観光名所があるのですが、看板も無く不安なまま車を飛ばします。
すれ違う観光バスも無く、車もすれ違わず・・・
あれれ?? 朝の観光の時間のハズなのに、道を間違えた??
しばらく走ると、突然駐車場が現れます。
よく見ると看板発見。
その駐車場から少し歩くと、なにやら見えます。
この風景を見て安心しました。
"Poulnabrone Portal Dolmen"(巨人のテーブル)へ到着。
このドルメンの大きさは予想どおりのサイズ(2〜3m位)ですが・・・
しかし、こんな石灰岩だらけの土地に石器時代の先住民族がやって来て
こんなドルメンを立てた。よ〜く考えてみると凄いことなのかもしれません。
車で来れば大したことの無い距離ではありますが、当時の事を考えれば、
何も無いこの荒れた台地に歩いてやって来て、数人がかりで石を運び
その大きな石を積んでゆく・・・。
このドルメンの下には人骨も発見されており、お墓である確率は高いそうです。
車は、バリーボーガンに戻り給油し北上し、
ゴールウェイの街を通過してコネマラ地方へ。
コネマラ地方は野生の自然種が残され、不毛の地域。
山と湖が幻想的的ですが、、、生憎の曇り空。
湖の西側はちょっと寂しい風景ではありますが、
人よりも、羊か馬しか見かけないような・・・
湖の北側を周って、コングの街へ到着。
修道院の跡もありますが、非常にコンパクトな村でありました。
駐車場も見つけてしばらく探索。
ここは映画"静かなる男"の主人公が住んでいた家らしいです。
村を回ると言っても男ひとり・・・アッと言う間に回れてしまいました(笑)
雨も降り出したので、ゴールウェイに戻り、
そのまま空港のあるダブリンへN6号線で戻ります。
ダブリン付近で料金所を通過し都内のM50では夕方の渋滞。
まぁ、日本の首都高速に比べ流れているので不安になりません。
以前に走った事があるので、迷う事無く空港へ戻れました。
20時40分頃ダブリンを出発し、ロンドンへ戻ったのが1時間後。
無事に楽しくアイルランド爆走旅行を終えました。
本日のルートはこちら。約330km程。