Regulations [Diary]
そういえば、東京下水道局が制服に付けるワッペンを、
内規のレギュレーションに沿わない為に作り直したニュースがありました。
各メーカーや企業にも、ロゴマニュアルな物が存在しまして、
ブランドの統一性を持たせる為に、細かい指示や禁止事項など
が示されています。
ロゴの回りに何も入れてはならないクリアスペースの指示や
使用比率・最小サイズの指示・配色・フォントの指示等までありまして、
それを理解した上で、デザインを進めます。
当然、場合によってレギュレーションのまま製作すると
デザインが壊れる場合や、リニューアル時に変わった感が
無いなどのデメリットもあります。
今回のようにワッペンをリニューアルしたいと発注があったなら、
作り手側は、以前と違ったデザインを提案するのは普通な事。、
そのレギュレーションを一部でも破らなければ、
新しいデザインにならない訳で、非常に曖昧な発注だったの
かも知れませんね。
マスコミは、そんな内規違反の為の作り直しで、3400万円を無駄にした・・・
と騒いでいますが・・・
1つのシリコン製のワッペンに1,700円も使っている計算になり、
3色のシリコンワッペンなんて2万着分も作れば、
単価で数百円の世界。
同じ素材の物が、ペットボトルのおまけにも付いていたりしますから、
いくらなんでも高い値段だと思います。
本当に3400万円もしたのでしょうか????
それがあっさり承認されてしまう行政と業者の関係にも疑問が残りますね。