SSブログ

Coloring of life [Design]


デザインに欠かせないもの。。。

それは、カラーリング。

カラーリングと言っても、色は無限にある。

なので、カラーリング1つ取っても
デザイナーの生活感が現れる部分でもありますね。

ビビットな色が好きなデザイナー。
パステル調が好きなデザイナー。
黒で上手に締めるデザイナー。
白やグレーで涼しくまとめるデザイナー。
赤を使い分けられるデザイナー。
青にこだわれるデザイナー。
ピンクを使いこなすデザイナー。
黄色や緑を操るデザイナー。。。。

色の感覚って、いきなり身に付くものではなくて、
その人間のこれまでの生活に基づいた感覚なのかもしれませんね。
だって、人の目は毎日"色"を判別して生きているんですから・・・。
なので、色使いひとつとってもデザイナーの生活感が
モロに出てくるのかもしれません。

日本は、その色の部分がまだ発展途上な国である。
最近は徐々にカラフルにはなって来たけれど、
日常の生活の中では、色を意識させる物を見る時間は
欧米に比べても非常に短いと思う。
道路・建物・食べ物にいたるまで・・・。

お昼を取っても、コンビニ弁当ばかりだと、あまり"色"を見る事は無い。
牛丼やおにぎり・パンを取っても色は少ない。
そんな生活で色を認識する事なんて、電車の色か標識くらいかもしれない。
無趣味で色気のない生活感。。。
こんな生活感では、デザイナーにとって致命的なのかもしれない。

色の配色ひとつ取っても、そんな人柄が出てくるんですよ。
そこが色の面白い所なのかもしれませんね。


nice!(3)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:blog

nice! 3

コメント 4

いっぷく

色の感覚って服装にもでますね、
なんでもありの日本と、必ず色を意識して色合せを考えて
洋服を選んで着るという人が多い国にいると、
その違いが気になります。
by いっぷく (2007-06-01 07:11) 

takker

日本人は髪や目の色にしてもほとんど皆同じ黒。それに対し、コーカソイドたちはカラーコンタクトくらい目の色も色々あるし、髪の色もしかり。
だから彼らは洋服にしてもクルマにしても色んなチョイスがあっても売れるんだろうね。
日本でビビットな色のものを身につけていると一部の人たちにしか見られないし。(笑)
by takker (2007-06-01 11:02) 

さたん

7~8年前にマンハッタンの紀伊国屋に行ったとき,CDコーナーで日本人ミュージシャンのCDが並んでたんですけど,そのコーナーだけ街や店とムードが違う! まったりと微妙なトーンやグレイに近い低彩度な中での色味がなんともデリケートで,実は結構感動しました.

日本にいるときは環境にカモフラさせられて,日本特有の色彩感覚が逆に感じづらい気がしますけど,日本の色づかい,実はなかなかの個性だと思いますよ~.
by さたん (2007-06-01 13:33) 

てつやさん

>いっぷくさん
日本はまだ、色については"地味""派手"の2種類でしか
見ない人も多いですね。

>タッカーマヤさん
日本は、黒以外の髪の色は"不良!!"なんて時代も
ありましたからねぇ〜。

>さっターンさん
マンハッタンの紀伊国屋・・・懐かしい。
多分、外国でグレイに近い低彩度の色調のデザインが
少ないのは、彼らの目では見分けが付きづらいのかも
しれませんね。色彩感覚は広いけれど階調度が低いのかも。
そうやって考えると日本人の色彩感覚は
狭い中でも細かい階調で見ているんでしょうね。
by てつやさん (2007-06-04 01:29) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

Wedding ReceptionPreparation! Prepara.. ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。