Strategy of Presentation [Design]
クライアントへのプレゼンテーション。。。
見せ方ひとつで色々な方向性へ向かう、緊張する瞬間。
絵でみせる時もあれば、理屈を詰め合わせる事もある。
相手は何を求めているのか、自分がどう考えているのかを
話し合える重要な場でもあります。
当然相手も、ある程度のイメージを持っていたり、
全然ノーアイデアだったり、色々と理屈を持ち合わせていたり
様々です。
デザイナーの作品がA案、B案、C案あるとします。
(Aはできる事なら通したい案、Bは無難な規定案、Cは考え過ぎた案)
相手にこのA案を通すためには、3案をどの順番で見せて行きますか??
例えば、
1. 先にA案を見せてB・C・・・と、先にA案を印象づける作戦。
2. B案を見せて、A案、C案・・・(無難なのを先に見せて、次に印象付けて、
Cは考え過ぎですよね。。。と説得)
3. C案を先に見せて、B案で抑えて、A案でまとめる・・・作戦。
・・・と、たった3つの案でも、見せ方1つで相手の印象も変わります。
なので、必ずしも「一番押したい案」は先に出す必要もない訳で、
後から印象づけたりと、色々と相手の心の色も考える事が必要だったりします。
大抵が最初の案をおすすめ案として、プレゼンする事が多いと思いますが、
心理的には、必ずしも最初の案が印象に残る訳ではありません・・・
力の入れ方が如何にも尻つぼみだと分かる印象では、
相手は良い印象を持ちませんからね・・・
ADはこんな事も考えて仕事しています。
わたしなら3番目かなぁ。
by (2006-12-05 21:02)
駆け引きは出来ないタイプなもので、最初にA案を出して、こんな案も考えては見たけれどと、それではプレゼンがだめですね。
ADの仕事って心理を読むことも必要なんですね。
by いっぷく (2006-12-09 20:49)
>カイトはん
クライアントにもよりますが、営業に任せてみると
その人のセンスが分かります。(大抵1番目が多いです。)
>いっぷくさん
ただ1番目が駄目という訳ではないのですね。
人によって、見方が違うので1番目がおすすめ案だと
思われてしまう場合もあるのです。
by てつやさん (2006-12-11 01:22)